2011年10月30日日曜日

おかみそり&七五三


今日はあるご門徒一家がおかみそり(法名をいただき、仏弟子としての歩みを確かにする日)とそのお子様二人の七五三のお参りにいらっしゃいました。

おかみそりは、お父さんの方は既に法名をお持ちということでしたのでお母さんお一人が受けられました。まだお若いのですが、どうしても親鸞聖人の御遠忌にあたる本年中にされたいということでした。このご家族は、当寺で仏式の結婚式を挙げられ、四人のお子さんが生まれる度に初参りに来られ、その後もそれぞれの七五三にお参りをし、そして本日のおかみそりと七五三に至りました。子供たちの成長とともに自らの仏縁も深められています。

今回のおかみそりを新たなる一歩としてお念仏の生活を送られることでしょう。この度は、おめでとうございました。

2011年10月25日火曜日

音で聞く法話を追加


先日の報恩講でご法話いただきました相馬豊師の音声ファイルを公開いたしました。
詳しくはこちら

またpodcast配信もしております。

2011年10月20日木曜日

報恩講

17日、18日の二日間三座の法要が厳修されました。
お参りいただきました皆様、お手伝いしていただいた皆様、そして法中の皆様どうもありがとうございました。

ご講師には今回はじめてのご縁となります白山市の道因寺住職、相馬豊さんにお願いいたしました。両日とも「聞」という少し難しいをテーマにお話してくださいましたが、ゆっくり丁寧でわかりやすい師の語り口に思わず時間を忘れて聞き入ってしまいました。
またご参詣の皆さまもご法話の終りには両日とも自然と拍手が生まれるほど真剣な聴聞の場となりましたことをうれしく思うとともに、先生には改めて御礼申し上げます。

先生に今回のご法話をネットに掲載することお願いしたところ、快諾いただけましたので、後日公開できればと思っております。

3月の御遠忌団体参拝の際、皆さんと「中村久子展」を拝見させていただいたということもあり、夜はプロジェクターで『生きる力を求めて〜中村久子の生涯〜』を上映しました。


最後はお斎をおいしくいただきました。
ご馳走様でした。

報恩講花

今年も小原流の先生方が二日間かけて生けてくださいまして、お内陣やお座敷が美しい花々に彩られました。
しかし水色や黄緑色の菊には驚かせられました。色も斬新ですが、さらにラメラメ!でキラキラ!しているのです。これには阿弥陀さんもびっくりされているかもしれませんね(笑)













2011年10月8日土曜日

*おみがき*

10月17・18日の報恩講の準備のひとつである「おみがき」(仏具磨き)のためにご門徒の方々にお集まりいただきました。今年は昨年の半数にも満たない集まりだったために、一人あたりの負担が大きくなってしまいましたが、なんとか全て磨き終えることができました。

みなさん、ありがとうございました!

ちびっ子たちも頑張ってくれました♪

磨き終わった後は恒例のおはぎ。
一仕事した後のおはぎは最高です♪

最近は、諸事情によりメッキ加工された仏具やコーティングされたものを目にするようになってきました。どちらもおみがきをする必要がないため手がかからない為、私もとても惹かれるものがあるのですが、できるだけ私たちの手で磨きあげたいものです。
なぜなら私たちのために阿弥陀さんは呼びかけ、はたらき続けてくださっているからです。
浄土というどこか遠い国から呼びかけてくださっているのではなく、今この娑婆世界に身を乗り出してわたしたちを救わんとされているのです。私たちを救わんとこの娑婆世界と接点を持っていてくださるからお浄土の荘厳は娑婆の風にさらされて輝きを失ってしまうのだと思います。だからお荘厳の汚れは私たちが汚しているといってよいでしょう。お荘厳の汚れは煩悩の垢です。
これからも煩悩具足の身を自覚しながら、磨かせていただこうと思います。

※ちょっとした裏技
深い彫物が施してある仏具には磨き粉の残りカスなどが蓄積して白くなり少し磨いたぐらいではきれいになりません。
そこで、秘密兵器「口紅」の登場です。
なぜ口紅?と思われるかもしれませんが、口紅に含まれている鉱物が白くなった汚れを溶かすように取り除いてくれます。