2012年2月29日水曜日

表現する②


本日お参りに伺わせていただいた、ご門徒の方から心温まるイラストを頂戴しました。

お宅の玄関に生けてあるネコヤナギだそうですが、このように表現できるなんて素敵ですね。

私には絵心も文才もないので、描こうという気持ちが湧いてくることはありませんし、それ以前にネコヤナギがあっても目に止めることもなく素通りしてしまっていることでしょう。こんな私でも、このイラストを通して描きてが出遇った世界に少しだけかもしれませんが、触れさせていただくことができたような気がします。イラストとして表現していただいたからこそ伝わるということがあるのでしょうね。ありがとうございます。

2012年2月27日月曜日

表現する


年少さんの長女ですが、インフルエンザがやっと治ったと思ったら今度は水疱瘡になってしまい、また一週間幼稚園をお休みしなくてはいけなくなってしまいました。今のところ発熱もなく、痒みも大した事もありませんが、外を出歩くわけにはいかないので、一日中家の中・・・

テレビをみたりiPadで遊んだり本を読んだりしながら過ごしているのですが、最近はまっているのが、とにかく絵を描くことです。主に使い古しのカレンダーの裏を利用するのですが、あっという間に一年分がなくなってしまい、終いには今年のカレンダーもなくなってしまう始末です(笑)

そのほとんどは、友達や家族と一緒にいる絵で◯◯ちゃんと名前が添えられています。最近はひらがなも上手になってきたようです。何気なく描いているようですけれども、それは今娘が出遇っている世界を絵という形として表現しているのだと思います。大げさかもしれませんが、大切なお友達と出遇えた感動や喜びがあるからこそその感動が絵というかたちをとってきたともいえるのではないでしょうか。今出来る表現を目一杯使用して自由に描いている姿に表現する大切さを教わった気がします。
大切なものは必ずかたちをとってくる。

2012年2月22日水曜日

「お太子さん」のご案内

「お太子さん」(聖徳太子御忌)

  • 日時・・・3月20日午後1時〜
  • 法話・・・木村宣彰師(大谷大学前学長)


どなた様にもお参りいただけます。どうぞお誘い合わせの上、お参り下さい。

自然の温もり


一生懸命、駐車場の雪かきをしながら目にした光景を一枚。
雪国に住む人であれば、分かっていただけると思いますが、木々の周りは他所よりも早く雪が溶けていきます。境内の大木の周りはもちろんのこと、画像にあるこんなに小さな植木の周辺でさえ一足早く溶けて凹んできています。このような様子に自然温もりを感じながら、ふと星野富弘さんの詩が思い浮かびました。


「山に行こう」

山に行こう そして
あなたの造られた風景を
見てこよう
花のまわりに
囲いがあるだろうか
崖の上に柵があるだろうか
小さな心にさえ
囲いを作っている私

星野富弘
 いつまでも雪が溶けずに残るコンクリートやアスファルトのようにいのちの温もりを失った私・・・そんな「囲いを作っている私」であると知らされたとき、雪が少し解けたような気がする。