2014年12月3日水曜日

除夜の鐘・修正会のお知らせ

早いもので、今年も残すところあと僅かとなってまいりました。
師走に入りどことなく気忙しく感じられる今日此頃ですが、師走に限らず一年中「忙しい、忙しい」と眼前の諸事に振り回され続けているのが私たちなのでしょう。

経済に囚われ、健康に囚われ、コンピューターに囚われ「忙」という文字の通り、心を亡くし、大切な事を見失ってしまっているように思えます。

私たちは今、何処に立ち、一体何処へ向かおうとしているのでしょうか、今一度皆さんと確かめたいと思います。

本年も一年の終わりでもあり始まりである「除夜の鐘」と「修正会」を開催いたします。寒い砌ですが、お誘い合わせご参詣いただきますようお願い申し上げます。


*除夜の鐘/修正会*

大晦日・午後11時半〜
除夜の鐘に引き続き午前0時より本堂で修正会が勤まります。

温かいものをご用意してお待ちしております。

相馬先生の法話録ができました。



10月17日「報恩講」大逮夜・法話 相馬豊(白山市・道因寺住職)


「教えを聞き取る」相馬豊(PDF 2.1MB)

2014年10月14日火曜日

報恩講のご案内

11日「おみがき」の様子
*浄光寺報恩講*
10月17日
・午後1時半〜法話 相馬豊師(白山市・道因寺住職)
・午後7時〜DVD『金子みすゞ 慈しみの詩』上映
18日
・午前10時半〜法話 相馬豊師(白山市・道因寺住職)

17日午後1時半、18日はおとき(食事)もあります。

どなたさまにもお参りいただけます。
お誘い合わせご参詣くださいませ。

写真展はじまりました


昨年に引き続き、報恩講に合わせて写真展を開催しております。
今年のテーマは「すべてがシャッターチャンス、どの花みてもきれいだな♪」です。




浄光寺門徒を中心とする14名、36点それぞれの花を咲かせております。
是非ご覧ください。

*第二回浄光寺写真展*
◯期間 10月14(火)→19日(日)午前10時→午後6時
◯場所 浄光寺地下礼拝堂

お気軽にお越しください。

2014年8月23日土曜日

法話ライブ動画

今年も追弔会に福井県より玄性寺住職、霊河秀樹(よしかわ ひでき)さんをお迎えしライブ形式でご法話をしてくださいました。そのやさしい歌声とギターで南無阿弥陀仏の世界を表現してくださいました。
今回演奏してくださった10曲の中から3曲(法話はカットしてあります)をピックアップしてみました。







プレイリスト

  1. 真宗宗歌
  2. みほとけに抱かれて
  3. 木蘭の涙
  4. 涙そうそう
  5. 千の風になって「六字の名になって」
  6. オワリはじまり
  7. いのちの歌
  8. ひとりごと
  9. 恩徳讃

2014年8月15日金曜日

日帰りバス旅行のお知らせ


皆さんで真宗本廟(東本願寺)報恩講に参拝しませんか。
親鸞聖人の御命日にあたる当日は「板東曲」が勤まります。参拝後、本願寺の別邸、渉成園(枳殻邸)にて庭園を望みながら昼食をいただきます。
実施日・11月28日(金)
参加費・1万〜1万5千円程度
締め切・10月末日
どなたさまにもご参加いただけます。
多数のご参加をお待ちしてます!
お申込みは電話又はメールにてご連絡下さい。



2014年7月14日月曜日

清風






只今、金沢はお盆の真っ最中。
受付を通られた方には、オリジナルうちわを進呈しております(^^)

職人さんが一つづつ和紙を手貼りしてくださった、ちょっとこだわりの仕上がりです。

表には「清風」(前住職書)
裏面は「年中行事」


「清風」(しょうふう)
悶える身と捉えられたとき 
風一陣となり
爽やかな香りを運び
身を包み込む

浄土の風を感じていただけたら幸いです。



『結草』『クサムスビ』できました!

『結草』(法話録)

2014.3.21「お太子さん」の法話録。
鈴木大拙や聖路加国際病院の日野原先生のエピソードを交えながら聖徳太子や親鸞聖人のお話をしてくださっています。
『クサムスビ』(寺報)

「おてらくご」、「鈴木大拙館研修ツアー」、「舟木伝内に観る」、行事の報告と案内など盛り沢山の全8ページとなっております。特に当寺と少し縁ある「舟木伝内」について記した前住職筆の「舟木伝内に観る」は読み応えあり。


其々PDFにてお読みいただけます。
※データの軽量化の為、画像が荒くなっておりますm(__)m

プリントしたものを配布しております。
ご希望の方は当寺まで。





2014年6月11日水曜日

なんと一面に


6月7日付、北陸中日新聞朝刊一面のトップ記事に先日の「おてらくご」にお招きした森山町小学校が授業に落語を導入するという記事が掲載されました。校長先生から取材を受けたことは聞いていましたが、こんなに大きく取り上げられるとは!しかも百万石祭の真っ最中に。

早速、朝礼で生徒さんが落語を披露されたそうです!
先日、志ららさんが「小学生は飲み込みが早いから、二時間位の練習で高座に上がれるようになるよ」とはおっしゃっていましたが・・・独学でしょうか?
噺も面白かったらしく、一年生の娘もすごく面白くて楽しかったと話してくれました。

将来有望ですね!

同様の記事がネット版にも掲載されていました。



2014年6月5日木曜日

鈴木大拙館研修ツアー

6月3日(火)、みんなで鈴木大拙館にお邪魔してきました。
今回、十数年にわたり当寺とご縁をいただいております木村宣彰館長にご案内いただけるということもあり、多数のご参加をいただきましてその数、総勢39名。門徒さんだけではなく、ご親戚やお友達を連れてのご参加の方も多くいらっしゃいました。



大きなクスノキが見える通路の一角
ここでは当初、館名を「鈴木大拙記念館」とする案があったそうですが、「記念」という文字を付けると過去形になってしまい、それでは生きた鈴木大拙に会える場所にはならないということで「記念」という文字を付けなかったのだという経緯をお話されました。
 鈴木大拙館設立段階からプロジェクトに参加されていらっしゃる木村先生ならではのお話を伺うことができました。


展示空間
ひとつひとつの作品をとても丁寧に解説してくださいました。
ただ大拙の作品を説明するのではなく、仏教学者でいらっしゃる先生の観点から禅と親鸞聖人の教えを交えながらの熱のこもったお話にご参加の皆さんは熱心に耳を傾けていらっしゃいました。

ちなみに「大拙つれづれ草」という企画展が開催されていました。


学習空間
 こちらでは有名な「O Wonderful,wonderful, and most wonderful wonderful!! and yet again wonderful Daisetu」のお話と大拙館の建築物についてお話いただきました。

ちなみに設計は世界的建築家であり、金沢とも縁の深い谷口吉生さん。実は建築好きの私にとって大拙の魅力もさる事ながら建築物の観点からも大拙館は堪らない空間でもあります。
水鏡の庭
大拙館には縁側に見立てた通路があるのですが、こちらも木村館長のアイディアだそうです。縁側は諸外国にはない、内でも外でもない曖昧なスペースで、外の人とも気軽にコミュニケーションをとることができる日本独自の建築技法。縁を大切にする仏教がこういうところにも生きています。

思索空間
本来、座禅をするスペースなのですが、皆さんゆったりと寛ぎながら先生に色々と質問されていました。


最後は木村館長と一緒に記念撮影

木村館長にはご多用中にもかかわらず長時間(なんと1時間40分!)を割いて頂き、おかげさまでとても充実した時間を過ごすことができました。またとない貴重なご縁をありがとうございます。改めて御礼申し上げます。
また、ご参加いただいた皆様ありがとうございました。


後日、詳しいレポートや参加者のご感想などを寺報に掲載できればと考えております。


2014年5月25日日曜日

掲載されました!


 東本願寺発行の月刊『同朋』という雑誌に当寺が紹介されました。
「お寺ワンダーランド」というちょっと変わった?取り組みをしているお寺を紹介するコーナー。これまで落語やアート、朝市をされているお寺など、様々なお寺が紹介されたようで、今月号のテーマは「お寺×結婚式」。当寺の仏前結婚式について掲載いただいています。想像よりも大きな記事で、うれしいやら恥ずかしいやら(汗)これを縁に少しでも仏前結婚式が広まってくれたらうれしいな〜


ご興味のおありの方は、是非手にとって見て下さい。
こちらでご購入いただくことができます。
料金は350円です。

当寺ホームページの仏前結婚式



月刊『同朋』2014年6月号






2014年5月21日水曜日

「おてらくご」のありがたい反響

2014.5.20北國新聞朝刊


聞善寺さんの「おてらくご」に参加された方のご感想が新聞に投稿されていました。
どうしても落語中心の話題になりがちですが、ご住職のご法話についてお書きになられていることがありがたいですね。まさに私たちが目標としていた落語を縁に仏教に・・・ですね!素直に嬉しいです!



当寺の「おてらくご」に参加された小学生たちから沢山の感想文や学級通信などをいただきました。落語を思いっきり楽しんでくれたことは勿論ですが、お寺に対する素直な感想など面白いコメントがで一杯です。ここでご紹介できないのが残念!ここでも落語だけではなく、私の話の感想もいただき、ありがたや〜


先日、今回の「おてらくご」を縁に図書室に落語の本やDVDが配置され、落語クラブが発足するかもしれないことをお伝えしましたが、どうやら本当に実現するようです。しかも生徒さんが自主的にクラブを作るとか。

また、「言葉の力」の育成の一環として、校長先生が「落語」を取り入れてくださいました。「言語活動の場をあえて設け、表現力をはぐくむ」ための三本柱の一つとして「落語の導入」を掲げておられます。とても理解ある校長先生、いつもその柔軟性に学ばさせられます。


「おてらくご」を縁にまた新たな縁が広がっていく不思議、ありがたいな〜

2014年5月19日月曜日

鈴木大拙館ツアー参加者募集中


金沢出身(本多町)の世界的宗教哲学者、鈴木大拙についてご一緒に学んでみませんか。
大拙といえば、禅ですが、実は浄土真宗とも縁が深く、親鸞聖人の主著『教行信証』を英訳されたり、妙好人の研究もされています。
今回特別に長きに渡ってご縁をいただいている木村宣彰先生(昨年4月より鈴木大拙館館長)が案内してくださいます。

日時 6月3日(火)午後2時 
料金 200円(団体割引入場料金)
締め切り 5月31日
現地集合、現地解散になります。駐車場はございませんので、ご注意ください。

お問い合わせ、お申し込みは、浄光寺まで
電話 076−252−4922
メールinfo@jhokoji.net

鈴木大拙館ホームページ



2014年5月17日土曜日

「第二回おてらくご」メディア情報


多数のメディアに取り上げていただきました。

◯テレビ局 5月9日 テレビ金沢「となりのテレ金ちゃん」
      当寺で「おてらくご」を楽しむ小学生の様子が放送されました。

◯新聞社

北陸中日新聞 5月5日朝刊

北國新聞5月6日朝刊


北陸中日新聞5月8日朝刊

北國新聞5月8日朝刊



北陸中日新聞5月10日朝刊

北國新聞5月12日朝刊

◯その他 5月9日 当寺「夜の部」に泉ヶ丘高等学校放送部が取材に来られました。

その他ネットニュースやSNS等にに取り上げていただきました。
皆様ご協力ありがとうございました!


  



舟木伝内と浄光寺の関係が今明らかに!?

映画「武士の献立」で一躍スポットが当たった加賀百万石のお抱え料理人、舟木伝内と浄光寺、ほとんど知られていませんが実は少し関係があるのです。そのことについてはいずれ詳しくお伝えするとして、金沢市泉野図書館で開催中の「舟木家の人々及び江戸時代料理関連資料展」に行ってきました。




当寺が提供いたしました資料も展示されています。
ご興味がおありのかたは是非とも足をお運び下さい。




日時:平成26年5月7日~26日開館時間中
場所:泉野図書館2階アートロビ

問い合わせ先
 泉野図書館 TEL:076-280-2345 FAX:076-280-2342

2014年5月16日金曜日

第二回「おてらくご」各寺院の様子

昨年、3カ寺でスタートした「おてらくご」ですが、好評につき今年は7カ寺8公演!より多くの方々に仏法と落語の世界に触れていただくことができました。
まだ正確な集計はでていませんが、恐らく600名近くの方々にご参加いただくことができたのではないでしょうか。今回スタンプラリー(2会場の参加で粗品進呈)も開催し、用意した粗品が無くなり、急遽代用品を用意するハプニングも。さらには代用品も足りなくなり後日郵送になってしまったお客様まででてしまいご迷惑をおかけいたしました。また3会場、4会場と参加してくださったかたもいらっしゃり、本当に感謝感激でございます。
※集計の結果、参加人数630名 5.22追記

私が参加できた4カ寺の様子です。
どこの寺院も正信偈→法話→落語のながれで行われました。

9日、午後2時 勝光寺さん。当寺と重なっているために参加できず。残念。。。
※後日、画像をいただきましたので掲載いたします。5.27追記

まずは、正信偈をみなさんとご一緒に唱和

ご法話


落語は、立川吉幸さん

同刻、当寺では小学生をお招きして開催しました。そして午後7時には一般向けに開催。





翌10日、午後2時
聞善寺さん。
ご住職も高座に上がられてのご法話。
とてもわかりやすく、面白いお話を聞かせていただくことができました。
吉幸さん直伝?の小咄も取り入れられ、しっかりと笑いもとっていましたよ。


落語は立川吉幸さん。
同時刻に開催された円休寺さんへ向うため残念ながら中座。ほとんど聞くことができませんでした。

超満堂の本堂。参加者数も去年より増えて90名。
写真を撮る場所がないほど。


先程お伝えしたように続いて向かった先は初開催の円休寺さん

 落語は立川志ららさん。


途中参加のため、法話も落語もほとんど聞けず・・・
でも皆さん笑顔から、楽しんでいただけたことを確信しました。


そして夜7時は、金沢のハズレ(失礼!)二俣の本泉寺さん
我が8組のボスである組長のお寺です。蓮如上人ゆかりの古刹です。




ご住職のご法話。本堂を修復されて先月、落慶法要を厳修したばかりのご住職。本堂修復のお礼の言葉を申されるとともに、しかし建物だけあっても駄目なんだということを力説されておられました。



落語は立川吉幸さん。
落語好きのご住職、前日の懇親会の席で演目をリクエストされていたそうです。






最終日、11日午後2時は本浄寺さんと即願寺さん。
本浄寺さんは、距離と時間的な問題で参加できず。残念。落語大好きなご住職、昨年はお客として参加していただき、是非うちのお寺でも!ということで他組ではありますが参加していただきました。参加人数も90名を超え大盛況だったようです。


もう1カ寺の即願寺さんは、ご近所。妻や子供2人を連れてちょっと観光気分で参加。



法話をされるご住職。
「四苦八苦」についてお話されていました。
熱が入られたのか、ちょいと長めでした(汗)


 落語は立川吉幸さん。
あれ?なんか、吉幸さんばかり聞いているような(笑)





絶好調でした!


子供がぐずりだし残念ながら途中離脱。。。
即願寺さんの模様は北国新聞12日朝刊に掲載されました。


三日間、7カ寺で開催された「おてらくご」、色々と不備な点等あったとは存じますが、それぞれの寺院がそれぞれの持ち味を発揮して、様々な「おてらくご」のかたちを表現できたのではないでしょうか。
皆様と共に浄土の風と江戸の風に触れることができたことを感謝致します。
この度は、どうもありがとうございました!


また来年!

合掌