2016年3月30日水曜日

佐野明弘×ネルケ無方


昨年「報恩講」でもお世話になった佐野明弘さんとドイツ出身の曹洞宗僧侶ネルケ無方さんの講演と対談を開催する運びとなりました。


「仏道を歩むというは」現代生活における仏法

仏道の始まりに「苦の自覚」があります。苦は私が身を置く関係性や時代を縁として起こってきます。苦を見つめそのもとを問い尋ねることは、私はどのように生きているのかという「姿」を見つめ直すことといえます。それは同時に、私はどのように生きていきたいのかという「本音」を明らかにしていくことともいえます。
便利でありながら生きづらさを感じることの多い現代の生活。
今回お二人の先生のお話と問答を通して、私たち自身の「姿」と「本音」を問い尋ねていきたいと思います。

■講演
5月19日(木)14:00~
会場:真宗会館(金沢市安江町15-52

■対談
5月20日(金)14:00~...
会場:廣誓寺(金沢市昌永町13-25

※予約は不要です。会場に直接お越し下さい。
聴講料各1000円
駐車場は両日とも東別院駐車場をご利用いただけます。


■共催
仏教に学ぶ会・金沢仏教青年連盟

■お問合せ





■佐野明弘プロフィール
1958年、静岡県生まれ。石川県加賀市蓮如上人御旧跡光闡坊住持。京都大学で哲学を学び、22歳で仏門に入る。6年あまり臨済宗僧侶として学ぶ。その後、大聖寺の和田稠師と出遇い、35歳で真宗僧侶に転ずる。真宗大谷派教師、東本願寺同朋会館教導。
アレン・ネルソン平和プロジェクト代表、放射能測定室こうせんぼう代表。

■ネルケ無方プロフィール
1968年、ドイツ・ベルリン生まれ。兵庫県美方郡の禅道場、安泰寺堂頭。16歳の時に坐禅と出会う。京都大学留学中に安泰寺に上山。その後ベルリン自由大学を経て、1993年出家得度し、安泰寺住職宮浦信雄老師の弟子となる。大阪城公園でホームレス雲水生活を送った後、2002年から檀家ゼロ、自給自足の山寺の住職を務め、国内外からの参禅者・雲水と共に修行生活を送っている。