日時:平成30年3月21日(祝)午後1時~
法話:木村宣彰 師(鈴木大拙館館長)
聖徳皇のあわれみて
仏智不思議の誓願に
すすめいれしめたまいてぞ
住正定聚の身となれる
生涯の重要な節目において三度にわたり夢のお告げをいただいた親鸞聖人は、後に「夢の中で行くべき道をお示しくださった。念仏を称えるということでさえも聖徳太子から学んだ」とまで語っておられます。上記の和讃にあるように本願念仏の教えに出遇い、正定聚の身、すなわち救いが定まる身とさせていただくことができた。その大きな転換に至る重要な役割を担ったのが聖徳太子だったのです。迷う聖人にどこまでも寄り添い導いてくださった太子にそのお慈悲の深さを感じぜずにはおれなかったのでしょう。その太子から私たちは何を受け取るのでしょうか。「お太子さん」に訪ねたいと思います。さて今年もお忙しい中、木村宣彰師にお越しいただきます。万障繰り合わせご参詣ください。