2011年5月31日火曜日

電子書籍その2

真宗聖典の電子化についてですが、前の記事に書いたようにすでに電子化されたものを持っています。しかしそれは聖典の内容をテキスト化したものを電子書籍として閲覧できるようにされただけのもので、文字も横書きのため(原文は縦書き)読みにくく、ほぼ文字列の検索用としか使用していないのが実情です。本当はもっと活用したいのですが…

そこで使い慣れた、真宗聖典をそのまま電子化してみようと思い立ったのです。
まずは、聖典をスキャンしなければいけません。その方法として専用のスキャナーと裁断機を用意して自炊するか専門の業者に依頼するかの二通りが考えられるのですが、業者さんの価格が想像以上に格安でしたので迷わず、後者を選択しました。

今回依頼した業者さんはこちら
350ページまででしたら一冊90円と格安です。1000ページを超える聖典でも450円です。
しかし新品の聖典が即裁断されるということに少し複雑なものを感じます。ゴメンナサイ!

4日営業日ほどでデーター化してくれました。またスキャンと合わせてOCR化もお願いしたのですが、残念ながらOCR化がうまくいってないようで、いくら検索をかけても引っかかってくれません。聖典は専門的かつ特殊な文字が多数ありますし、文字の配列も特殊なのである程度難しいということは想定してはいましたが、残念です。

OCR化されていなければ、それはただ聖典を画像化しただけのものであり、電子書籍とはほど遠いものですし、使い勝手も最悪です。これでは電子化のメリットはほとんどありません。それでは悲しすぎるので、なんとか手を尽くしてみることにしました。

つづく。