2012年1月29日日曜日

ちいさな春


今シーズン初めてのまとまった積雪で、雪かきに追われ鈍った身体が悲鳴を上げております(笑)

画像は雪かきのお陰で見つけた小さな春。
早くも境内の紅梅が小さな小さな蕾をつけていました!

私たちが雪に翻弄されている間にも、草木や虫たちが見えないところでしっかりと春の準備をしているのですね。蝉だって夏に地上にでてくるための準備をしているはずです。
本願のおはたらきも、私たちが気づこうが気づかなかろうが、目には見えませんが私たちを救わんと休むことなく呼びかけ照らし出し続けてくださっています。

「大悲無倦常照我」大悲倦(ものう)きことなく、常に我を照らしたまう
 

『正信偈』親鸞聖人


「常照我(身)」なのですから、我が身を照らし出すはたらきを大悲心という。そこに照らし出される我が身とはどんな身か?迷いの身。その迷いが深い。だから「常」いつでもどこでも照らし出し続けてくださる。
どこまでも、どこまでも、どこまでも・・・